MacでGPS-CS1KからFlickrへ

GPS-CS1KMac未対応ですが、マウントの問題を除けばMacでも活用が可能です。MacGPS-CS1KからFlickrへ、公開する掛かる手間は実用可能な範囲だと思います。

MacでのGPS-CS1Kのマウントについて

※追記マウントできるようになったみたいです
MacではGPS-CS1Kのマウントができないという問題があります。IntelMacではOS10.4.9で解消されたようですがPPCではOS10.4.10でもマウントできませんので、parallelsからWindowsを使うなど別OSからのマウントであれば可能らしいです。私はWindows機でマウントし、データを取り込みました。

外付けHDD用のUSBにGPSを接続してNASとして認識する方法

PPCで使えないのは“IOUSBMassStorageClass.kextというカーネルエクステンションのリビジョンが1.4.5までのものは駄目”だかららしい。

GPSBabel+とGPSPhotoLinkerで写真への位置情報書き込み

GPSBabel+を使ってGPS-CS1Kのデータ(NMEA形式、.log)をGPX形式(.gpx)に変換します。

【設定】
 Operating Mode:Track
 Input Options,Input File Type:NMEA0183sentences
 Output Options,Use file.Type:GPX XML

GPSPhotoLinkerで一括で撮影場所の特定と写真のEXIF情報への書き込みを行います。
  1. Load TracksボタンでGPXファイルを読み込み
  2. Time Zoneボタンから時間帯を設定
  3. BatchタブからBatch save to photosで一括書き込み

使い方は下記のサイトが詳しいです。


さまざまなところで紹介されているデータ変換用Automater Action「GPS Automator Actions」は残念ながら消されてしまっているらしく、リンク切れで見つけることができなかった。しかしGPSBabel+で無問題。

Flickrにアップロード

GPSPhotoLinkerでやった写真と撮影場所の関連付けはJetPhotoStudio有料バージョン($25)でも可能なようです。こちらは写真を直接Flickrへアップロードすることが可能です。
私はFlickrへのアップロードにはFirefoxのアドオンであるFotofoxを使用しています。写真タイトルやタグ付け、アルバム指定でのアップロードができます。

Flickrでアップロードした写真を、埋め込まれた位置情報から自動的にマッピングするには下記ページでImport EXIF location dataを有効にすることが必要です。

上記を有効にして位置情報が埋め込まれたファイルをアップロードすると、撮影場所を元に「Kanagawa-ken」「Fujisawa」などの都道府県市町村名のタグが自動で入るみたいです。(鎌倉は藤沢ではないんだけどな…)

注意点

以上の方法では時間で場所と写真を紐付けするので、デジカメの内蔵時計を秒数単位で合わせた方が良いです。私が使っているEOS Kiss DNはEOS Utilityで設定できました。GPS-CS1KGPS衛星から時間を取得しているので設定の必要はなしとのこと。