シルバーアクセサリー作り

マイミクさんの誕生日を祝うべく、シルバークレイ(銀粘土)によるシルバーアクセサリー作りに挑戦してみました。シルバーアクセサリーっていうか、カエルですが。作成は12月28日夜、幼なじみによる材料・機材・技術提供。
(1)まずは、原案を紙に書きます。
当初は口を開けて笑っているカエルにしようと思ったんだけど、銀粘土は、かなり硬いので口の中がキレイに掘れないかも…というアドバイスにより口は閉じたデザインで作ることにしました。

(2)カエルの形作り。
丸い粘土を紙ヤスリで削って顔の形を作って行きます。立体を作ったことはほとんどないので、かなり手探り。

(3)表情をえんぴつで書き入れ。
目の部分が耳っぽくなってしまって形が決まらないので顔を書き入れてみることにした。そしたら、なんとなく、それっぽくなってる。

(4)顔を彫って、腕をつけた。
目と口を彫りました。硬いので千枚通しのようなものでごりごりと。そして腕分の粘土を足して、ぐにぐにとつけて、体との段差を無くしていきます。

(5)後頭部に穴をあけます。
金具用を埋め込む用の穴を、後頭部にあけます。金具が下向きすぎていたり、左右に傾いてるとチェーンを通した時に、カエルがうつむいたり、傾いたりしてしまうのでこれは幼なじみにおまかせ。

っていうか、こんな小さいものをドリルで開けるのは正直怖いw

穴開いた。ちょっとかわいそう。

(5)隙間を埋めたり、乾燥させたり。
首の付け根をなだらかにしたり、お腹をすこし丸めにしたり、微調整をいろいろ。。加熱&乾燥は妙にローテクなやり方で…夏場とかどうしてるんだろw

(6)焼き
形ができあがったので、いよいよ、焼きます。800度で10分、炉の中は真っ赤です。銀以外の不純物が燃えて、銀だけになります。本当に燃えるので、ぼうっと炎が上がるのも見えます。

(7)焼けた!
よくわからないけど、白くなります。でもよくよくみると、キラキラとしていて、金属であることがわかります。

(8)磨きます!
リュートといったかな?ぐるぐる回る機械で磨きます。小さいので指から外れて飛ぶこと数回。無してしまいそうですw

(9)磨きました!
こんなにぴかぴかに、銀色になりました。銀ですけど。

(10)いぶします!
ぴかぴかになりましたが、目や口を目立たせるために、酸化させ、色をつけます。茶ガエル。

(11)再度磨きまくり!
目や口など、細い部分だけ色が残り、表情がはっきりします。

(12)完成!
金具とチェーンを付けて完成です。

かえるは、本人満足、製作指導の幼なじみも褒めてくれたので鋳造サービスに出して、私と幼なじみ用を含め10個ほど複製を作ることにしました。鋳造ってのは、オリジナルから型を取って(ちょっとお金がかかるw)型に銀を流し込むという方法で作られるそうです。今回、とてもおもしろかった&うまくいったのでまた良いモチーフがあったら作ってみたいと考えています。