i文庫(iPhone)用のデータ作成メモ

仕様を決めず見切りでデータ作成し始めたため、ページの重さや読みにくさなどの問題があり結局全部変換しなおす羽目になった。このエントリはどういう内容に決めたのかと、その理由のまとめメモ。

ツール

  1. 裁断-裁断機(PK-513L 26-106)
  2. スキャン-ScanSnap S1500
  3. 画像処理-PhotoshopCS3
  4. 圧縮-アーカイブユーティリティ.app(MacOS標準)
  5. 転送-Phone Disc(Mac用)

画像処理

  • PhotoshopCS3にてバッチ処理により、調整し640×960pxの画像ファイルに書き出す
    • iPhone:320×480px 163ppi(参考:iPad 1024×768ピクセル、132 ppi
    • 320×480pxだと書き文字が見えないときに拡大しても確認できないため
  • ノイズ量や版型によってアクションファイルをわける必要がある
  • iPhone3Gの場合1ページあたり200kb以下ぐらいがストレスなくページをめくれる
アクション内容
  1. モード-モノクロJPEG
    • もちろんカラーページがない、こだわらない等、カラーで残す必要がない場合
    • カラーJPEGとファイルサイズの違いがあまりない
    • 将来的にまとめてPDFに変換したくなったときなど、モノクロJPEGよりカラーJPEGのほうが対応ソフトが多そう(?)
  2. トリミング
    • 狭いiPhoneの画面を最大限に使うため余白除去
  3. レベル補正
    • 裏写りやノイズの除去
  4. 解像度163dpiに変更
    • iPhone163ppiにより(dpiとppiの違いがわからんので的外れかも)
  5. 長辺を仕上がりサイズに合わせて解像度変更
  6. 短辺をカンバスサイズの拡大により補完する
  7. 保存JPEG-圧縮率:中
    • 低の場合は劣化が目立つ、高にしても劣化の差は少ない
    • 640×960px 解像度163dpiの場合-低:124kb 中:144kb 高:176kb

圧縮

複数のフォルダを一度にZIPに固めたい場合、コンテクストメニューの「""を圧縮」では1ファイルになってしまう。i文庫用にフォルダごとに圧縮する必要がある場合はアーカイブユーティリティ.appに圧縮したいフォルダをまとめてドロップすればいい

転送

Phone DisciPhoneをマウントして転送