Dialogue in the Darkに行ってきました

heniha2009-04-12


1年前からじわじわと狙っていたダイアログ・イン・ザ・ダークというイベントのチケットを販売開始とともに入手。行ってきました。

ダイアログ・イン・ザ・ダークは完全に光を遮断した空間の中へ何人かとグループを組んで入り、アテンド(視覚障害者)のサポートのもと暗闇の中を探検し様々なシーンを体験するというもの。
視覚障害者の持つ白杖を右手に、暗闇に目を慣らしてからスタート。
…目を慣らしても何も見えないですけどね。

視覚が利かないと、音や匂い、感触に敏感になります。まず踏み出した足下が柔らかくて土っぽいと思ったり、その傾斜、踏んだ石の大きさ…。足の裏だけでたくさんの情報がわかります。葉ずれや緑のにおい、人の声の方向、近い、遠い。竹が生えてる、池がある、段差があるというそれぞれの発見をみんなで声を掛け合って知らせます。知らせても位置がよくわからないのでそのものを叩いて場所を教えたり。手を引っ張って触らせたり。

中は池あり橋あり家ありで1時間ほどの探検。暗闇ということで、少し心配していたのだけど、恐さもなく、ゆっくり摺り足でなら意外に歩いて行くことができました。
もちろん、イベントだからこそ、急な段差がない、頭をぶつけるものがないなど場所が整備されているところもありますが。

これはなかなか体験できない新感覚ではないでしょうか。純粋に楽しめました。おすすめおすすめ。

※未就学児・妊婦は参加できないそうです