トイレアップデート

皆さんのお宅のトイレはアップデートできるタイプですか?
便座の温度などを設定するパネルの裏にUSB端子があれば、そこにアップデータを入れたUSBメモリを挿して数秒待つとシステムが再起動し、アップデートすることができるんですよ。

…という、夢を見ました…。

寝入りばなにマイクロソフト日本法人の元社長・古川 享 ブログを読んでたせいなのかも知れません…。
なぜトイレか、は、不明。


古川 享 氏(とおる、だと思ってたが、すすむらしい)はMSの白髪に黒い眉のおっちゃんくらいのイメージしかなかったんですが(失礼)、MISIAのコンサートに行ったり、VISTAのサイトにケチつけたり、意外とおもしろいおっちゃんらしい。

古川氏がブログで指摘したのは。VISTAサイトの日本語。
…まぁ、確かにわからんですよ。

「高い品質とともに、次世代のアプリケーションをホストする基盤がReadyです」
「皆様が描くアプリケーションの姿を実現するものにしてください。」
ええっと…その日本語(というか機械翻訳だよな…)はサイトだけですよね?
おニューなOSには反映されていませんよね?
会社はWindowsなんだから、頼むよ…。

VISTAが出たら早めに買おうかと思ってたんだけど、誰に聞いても「1年待ったほうが」「1年半待ったほうが」って言われるんだよね…どんだけ信用がないねんWindows
確かに「OSってそういうもの」だったけど、そろそろそれは終わりにしてもいいんじゃないですか?
まだまだ大多数のオフィスで使用されている重要システムなんだしさ…。


で、古川氏が「辞めた会社にぐちぐち文句を言うおっさん」かというと、MS-DOS日本語化では試行錯誤しましたというエントリもあって、製品や会社への愛情だったり過去の仕事へのプライドからの苦言なのかな〜と思ったりします。

このエントリの中の、「登録簿」をディレクトリの日本語訳に使おうとしたというエピソードには、激しく同意してしまった。
私はMacGUIから入ってしまったので考えたことも無かったけど、確かにターミナルなどでディレクトリのファイル一覧を表示した時のずらーっとファイル名が並んでいる様は「登録簿」がぴったりくる。
むしろ、当時自分がその場にいたとしたら、あれを「フォルダ」という発想の飛躍っぷりには、付いて行けなかったんではないかと思います。「あいつ、変」くらいに思ってたかも。

そういえばWindowsも昔は「フォルダ」じゃなく「ディレクトリ」だった気がするが、いつのまに変わったんだろう?
Appleと「統一しようぜ」って話し合いがあったのかな?
ふと気付いた時にはいつのまにかショートカットも同じになってたんだよなぁ…。

Appleにも日本法人に苦言を呈する人が必要なんじゃない?
原田さん…か…?
マクドナルドのほうが大変そうか…。